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トンマッコルへようこそ
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- 2007/10/26(Fri) -
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久しぶりに私好みの韓国映画(DVD)を観た。
![]() トンマッコルへようこそ これこれこの感じ!と思って笑いながら観ていたら・・・ 実はとてもシリアス。 朝鮮戦争(韓国では”韓国戦争”と言うらしいが)時代の物語。 南北両方の兵士が2〜3人、たまたま迷い込んだ山の中で、トンマッコルという世間とは隔絶された村に辿り着く。 そこには空から降ってきた大きな男と言われ、やはり村人に助けられた連合軍のアメリカ将校が居た。 敵は居ないものと思っていたそれぞれの兵士。 村の中で突然敵に遭遇して驚き、いきなり村人を盾にそれぞれ武器を突きつける。 ”戦争”というものを知らない村人は手榴弾を見ても、鉄砲を突きつけられても驚きもしない。 どうやら世間を知っているらしい”先生”が「彼らが怒ってるから言う事を聞いたほうが良い」というから一応手を上げて黙って立っていようという感じ。 トンマッコルとは「子供みたいに純粋な村」という意味らしい。 緊張する南北兵士に脅かされても、その意味すらわからない村人は雨が降り出せば雨宿り、お腹がすけば食事の支度・・・という感じに一人抜け、二人抜けと鉄砲の前から居なくなる。 ”知らない”ということは恐怖すらも感じない。別の強さを感じる。 武器も戦争も、怒りすらも素通りする”善”だけのような村人との時間は兵士の心を人間らしいものに変えていく。 農作業も仲良く手伝い、雨が降れば一緒に語る。 手伝っていた秋の収穫も終わり、それぞれ出て行こうとしている矢先、連合軍がアメリカ将校を探しにこの山の中にやって来た時から物語りは大きく変わる。 スター俳優は一人も出ていない。 楽しく観ていて、でもいろいろ考えさせられる。 のどか過ぎて緊張が解けそうになると、そのタイミングに合わせるかのように連合軍の動きが挟まれる。 ああこれは童話ではなく戦争のお話なのだと我に返る。 久しぶりに韓国映画の真髄を見た気がした。 恋愛物はあまり上等とは思えない韓国の、私好みの映画。 長女は韓国で観たとの事で「これは良い映画よ」と言っていた。 韓国でも評判になって、観客動員数も大きく、ヒットしたらしい。 2005年度 韓国興行収入No.1映画だそうだ。 スター俳優に頼ったマンネリ恋愛物より、はるかに上等な作品。 心が洗われるとはこういうことか…同時に”戦争”の意味を考えさせられる。 音楽担当は久石 譲 |
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